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プログラムの基本構造

 プログラムの基本構造には、順次構造選択(分岐)構造繰り返し構造があります。

順次構造

 「プログラムとは」に説明があったように、プログラムの処理が、上から下に向かって順に実行する構造のことを指します。

選択(分岐)構造

 プログラミングをしていると、ある条件にしたがって、処理の内容を変えたい場合が出てきます。
その時に用いるのが、選択(分岐)構造です。
 例えば、テストの点数入力し、70点以上ならば「合格」、70点未満ならば「不合格」とするプログラムを作るとき、

  1. テストの点数を入力
  2. 入力した点数が70点以上だった場合、「合格」とする
  3. そうでなければ、「不合格」とする

 以上のような内容になります。
見た目は順次構造になっていますが、入力した点数が70点以上だった場合、2.は実行しますが、3.は実行しません。
このように、選択(分岐)構造は、ある条件にしたがって、複数の処理の中から必要な処理を選択して実行する場合に用いる構造です。

繰り返し構造

 選択(分岐)構造と同じように、プログラミングをしていると、同じ処理を連続して実行したい場合が出てきます。
そのときに用いるのが、繰り返し構造です。
 例えば、5つのテストの点を入力して、平均値を求めるプログラムを作るとき、

  1. テストの点数を入力
  2. 入力したテストの点数を合計
  3. 5つのテストの点数を入力していなければ、1.へ戻る
  4. すべての点数を合計した値から平均値を求める。

 以上のような内容になります。
上記の場合、「テストの点数を入力」と「入力したテストの点数を合計」という処理を5回行うという条件で実行されます。
このように、繰り返し構造は、一定条件の下で、同じ処理を連続して実行する場合に用いる構造です。

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